”Thank you” 以外の「ありがとう」の表現
外国語を初めて習うときに、「ありがとう」は挨拶と並んで真っ先に覚える言葉だと思います。
英語でお礼を伝えるときに、”Thank you”や”Thanks!”、”Thank you very much”などがよく使われます。
相手の人がしてくれた特定の物や事にお礼の気持ちを伝えたい時は、”Thank you for the beautiful cake”や”Thank you for coming today”などのように、”for”を使って表現することもできます。
しかし、ほかにもお礼を伝える言葉はたくさんあります。
シンプルだけど伝わる感謝の「ありがとう」
“Thanks a lot!”/”Thanks a bunch!”/”Thanks a million!”
「どうもありがとう」
You’re the best!”
「あなたって最高!」
“Thank you for everything!”
「いろいろありがとうございます!」
“That’s so kind of you, thank you!
「ご親切にありがとうございます」
“I really appreciate it.”
「本当に感謝しています」
(礼儀正しく、フォーマルな表現)
“You rock!”
「最高!」
(相手がどんなにすごい、素晴らしい人か伝えたい時。かなりカジュアルな表現)
“Thank you, I owe you one!”
「ありがとう。借りを作ったね」
(次は自分が相手を助ける番だよ、と伝えたい時)
“You saved my day.”
「本当に助かった!」
フォーマルなシチュエーションでの「ありがとう」
職場や目上の人に使えるお礼のことばには、自分が相手に思った感謝の気持を加えるとよいでしょう。
“You’re very kind, thank you.”
「ご親切にどうもありがとうございます」
“This means a lot to me, thank you.”
「本当にありがたいです」
(”mean a lot to ~”は、〜にとって重要な意味合いを持つ、とても大切である、という意味です)
“I’m really grateful, thank you.”
「本当に感謝しています。ありがとう」
“It’s very thoughtful of you, thank you.”
「心遣いをほんとうにありがとう」
“I’m touched by your thoughtfulness, thank you.”
「あなたのお心遣いに感激です。ありがとう」
最高レベルのお礼を伝えたいときの「ありがとう」
長い人生では、困ったり、悩んだり、苦しく辛い思いをすることもあると思います。そんな困難に直面したときに言葉をかけてくれたり、手を差し伸べてくれた人に、心からのお礼を伝えたい時のことばをご紹介します。
“I couldn’t have made it without your help.”
「あなたの助けなしには、ここまでくることはできませんでした」
“Words cannot express how grateful I am for your kindness.”
「あなたの親切にどれだけ感謝しているのか、言葉では表現できません」
(”grateful”の代わりに”thankful”でもよい)
“I want you to know how much I value your support.”
「あなたのサポートにどれだけ感謝しているか是非知ってください」
“How can I possibly thank you enough?”
「感謝してもしきれません」
“I don’t know what I would do without you.”
「あなたなしには私は何もできません」
(=あなたの助けなしには私は無力です)
“I’ll never forget what you’ve done for me.”
「あなたが私にしてくれたことは絶対に忘れません」
“How can I repay you?”
「(ここまで助けてくれて)どうやって恩返ししたらよいのでしょう」
“You saved my life!”
(大げさですが、助けてもらって本当に救われたことを感謝するときに使ってください)
もちろん、感謝の気持ちを伝えるには、シンプルに心を込めて相手の目を見て、”Thank you”と言うだけでも十分です。でも、手紙やメッセージやメールで改まって伝えたいときは、上記を参考にしてみてください。
同時に、英語でお礼を言われたら、どんな返事があるのか是非調べてみてください。
次回も引き続き、英語や学習方法についてお届けします!